食について
給食・食育
私たち人間は、他の生きもののいのちをいただいて生きています。
みなさんは、いただく前に「いただきます」と言いますね。正確には「あなたのいのちを私のいのちに変えさせていただきます」というのが正しいのだそうです。
そして「ごちそうさま」は「御馳走様」と書くように「私のために走りまわって食材を集めて作っていただきありがとう」の感謝の気持ちを込めて言うのだそうです。
私たち人間は食物連鎖の頂点にいます。他の生きもののいのちをいただくということは、他の生きものの環境にも気を配らなければいけません。 生物が育つために必要な 空気・水・土・緑・太陽 などは人間のエゴで壊してはならないのです。 生きとし生けるものはひとつながりで、 地球はあなたが私が生きている間の借り物なのです。再生産可能でなければいけません。 子孫に繋いでいくものだからです。 |
こういう考えのもとに、かしのき保育園では、食材を選び『食べる』ということを大切に考えており、
食材は生活クラブから仕入れています。生活クラブとは「安全」「健康」「環境」にこだわったもの
づくりをモットーに、「疑わしいものは使わない」「情報は公開する」をキホンとしています。
独自の安全基準を設け、その基準に基づく厳しい生産管理をおこなっています。添加物、遺伝子組み換え作物、環境ホルモンなど、安全性が疑わしいものは使用しません。また、産地・生産者・製造法・流通経路・価格など全ての情報公開を徹底していますので安心して子どもに提供できます。
主食は米です。
理事長宅で収穫された米を使用しています。まさに地産地消です。
汁はみそ汁が基本です。
味噌は発酵食品です。 毎日とりたい食品です。 薄味にしています。
主菜は煮しめです。
ほとんど毎日でます。 根菜を中心に旬のもの(竹の子、里芋、南瓜、レンコン、他)、海藻類(昆布、茎わかめ 他)、きのこ類、豆類(大豆、凍り豆腐 他)、添加物のない練りものなど10数種類が入ります。 素材の持ち味を生かし、薄味に仕上げます。
副菜は青菜の和え物です。
旬の青菜を使います。 秋、冬は小松菜、ほうれん草、ブロッコリー、茄子などが主となりますが、これに切干大根とニンジンを加え、献立によってゴマかオカカで和えます。噛む力をつけるためにも毎日取り入れています。もちろん薄味です。